UnityでオーディオをAudioClipから事前に解析する場合についてのメモ。
ss_audio_01
オーディオのサンプルデータはAudioClip.GetData
引数に入れた配列にサイズ分だけ取ってこれる。
※オーディオファイルのインポート設定がDecompress on Loadになっていないと取得できず、値が0の配列になる。

全データが必要な場合はサンプル数*チャンネル数分の配列を用意する。
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// クリップの全サンプルデータ取得
float[] allSamples = new float[clip.samples * clip.channels];
clip.GetData(allSamples, 0);
第2引数はとってくるデータ開始位置までのオフセット。
秒数でオフセットを指定したい場合は秒数*サンプルレート*チャンネル数になる。
解析する際に数秒分のデータをスキップしたい時にもこの式が使える。
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// オフセット2秒
float offset = 2f * clip.frequency * clip.channels;
AudioClip.GetDataで取得したデータは2chの場合、
LRLRLR…の順で-1~0と0~1の範囲に収まっていて、無音だと0になる。

このデータをゴニョゴニョした後、再生中にデータとの同期を取りたい場合、
再生中のオーディオソースからAudioSource.timeSamplesで現在の再生サンプル時間を取得できるので、これを使う。

このtimeSamplesでクリップからAudioClip.GetDataで取得した配列を参照する場合は、
timeSamples*チャンネル数が当該インデックスになる。
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// 今ここ
float sample = samples[audioSource.timeSamples * clip.channels];